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3月がスタートしました!

昨年から続いている不況が、だんだんと顕在化してきています。

先月2月23日に民事再生となったSFCGの実情が出てました。

約7万社と言われる取引先は、銀行融資を受けられないような

中小・零細企業であると書かれています。


優良債権の売却先として名前が挙がっている日本振興銀行も

銀行と業態から見た場合のハイリスク案件に対する貸し出しを

行なっている銀行です。


一番の問題は、高利で貸し付けを行う銀行ではありません。

高利とわかっていても、SFCGのような企業から資金調達を

しなければならなくなった企業経営の仕組みにあると思います。


銀行などの金融機関から借入をして、資金繰りを行うという

金融の仕組みに乗っかってしまって、キャッシュフローという

簡単な仕組みからどんどん複雑化していってしまったという

状況にあるのだと思います。


単純には、入と出、入金と出金のバランスが取れていれば、

何の問題もないはずです。たとえ、売上が減ろうとも問題は

ないはずです。


しかし、資金調達をした際に、本当に資金繰りのための借入

になっていたのでしょうか?


当然、将来に対する投資的なコストも含まれていたでしょう。

この投資的なコストが博打になってませんでしたか?


本当に回収できる見込みに対して投資を行っていたでしょうか、

そもそも投資を回収する術は見えていたでしょうか、

小さい規模、小さなトライアルで、ポイントを見いだせていた

のでしょうか・・・


直接金融では考えられないほどの簡単な審査・手続きで、

安易に借りてしまっていたのではないでしょうか。


今は、金融不安によって、「金融」というビジネスインフラ

自体が不安定になってきているので、これまでの負の遺産が

どんどん露呈されているという状況だと思います。


私のお手伝いをしている会社の一つは、20〜25年前には

ある大手企業とその関連会社に90%以上依存していたという

状態だったにも関わらず、企業努力でその利益をベースとして

その比率が5%以下になるような変革を遂げてきた会社が

ありますが、そういうことを積極的に行ってきたのでしょうか?


「覆水盆に返らず」

しかし、いくら過去を悔やんでも仕方ありません。

過去はしっかりと振り返って、反省すべきことは周りの責任に

するのではなく、まず自らを振り返りましょう。

そして、今後どうするかです。


企業経営には、簡単にはヒト・モノ・カネ・情報という4つの

リソースしか存在しません。


今後勝てる企業にするためには何が足りていないのか、何を

していけばいいのか、勝ちを求めず経営と個々人の生活を

維持するためには何が足りないのか、何をして行けばいいのか

本気で考えましょう。


本気で考えたら本気で動きましょう。


ヒト、モノ、カネ、情報というリソースは最大限に引き出して

いますか?どの程度引き出せていますか?

社長が引き出すのですか?マネジメントが引き出すのですか?

誰が引き出すのですか?


経営者も社員も、基本的には自己選択・自己責任です。

いろいろな意思決定の場で、経営者も社員も腹を決めて、

やるかやらないか、やるのであればとことんやる、やらない

のであれば違う器を探す、もしくは自分でやるなどの

とことんやれる環境作りをしていかなければならないのです。


経営者だけでなく、関係している人がどこまで本気でやれるか

そのパワーが最も大切なのです。


ヒトというリソースが最も重要ですが、そのリソースのパワーを

最大限に発揮させられているかどうかということは、こういう

時期だからこそ常に意識していかなければならないことです。


とにかく、どのような立場の人であっても、日本人が本気に

ならなければ、この国の将来は明るいものにできません。


くだらない報道に終始しているマスコミ、メディアの人たちも

本気で考えてみて欲しいものです。。。



http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090302-00000000-diamond-bus_all


約7万社の取引先が震撼!SFCG“黒字倒産”の余波
ダイヤモンド・オンライン3月 2日(月) 8時33分配信 / 経済 - 経済総合
「私の経営哲学の基本は“ワースト・ケースに備える”こと。戦国武将・武田信玄のように一生不敗で終わりたい」と豪語していた大島健伸・SFCG会長がついに白旗を掲げた。

 2月23日、同社は早朝6時30分の取締役会で民事再生法適用の申請を決定。3380億円の負債を抱え、今年最大の倒産に追い込まれた。バブル崩壊から現在に至るまでの約20年間、一度たりとも赤字に陥ったことはなかったが、最後は25日決済のわずか84億円の借入金返済の目途がつかなかった。

 大島会長がSFCG(旧・商工ファンド)を創業したのは1978年。小口事業者金融で急速に業績を伸ばしてきたが、過剰な取り立てが社会問題化し、次いで過払い金返還請求が殺到。貸金業法改正に伴う上限金利引き下げ(29.2%→15%ないし20%)も見越して、近年では不動産担保融資に傾斜していた。

 2005年7月期の不動産担保融資残高は650億円だったが、わずか3年間で2404億円にまで急増。営業貸付金残高4700億円(08年7月期)のじつに半分以上が不動産担保融資であり、すでにこちらが主力となっていた。つまり、過払い金問題よりも、昨今の不動産不況が同社の首を締めたといえる。

 国内金融機関が融資抑制に走るなかで、もっぱら外資系に資金調達を頼ってきたが(借入金1848億円のうちシティバンク銀行、バイエリッシュ ヒポ フェラインス銀行の2行だけで半分を占める)、サブプライム問題に端を発する世界金融危機で、刀折れ矢尽きたかたちだ。

 昨年来、経営危機が囁かれてきたSFCG問題の焦点は、再生の成否に移る。小口事業者金融のビジネスモデル、ノウハウは同社独特のものだが、過払い金返還リスクが読み切れず、企業イメージもよくない。民事再生法適用の申請に当たって個人資産保全対策を講じたといわれる大島会長の問題もある。

 かつ、借入金返済のために少なからぬ優良債権を売却してしまっている。たとえば日本振興銀行には、すでに800億円を超える債権を譲渡しており、社員まで移籍している。

 再生のスポンサーがそう簡単に決まるとは考えにくく、昨年、2558億円の負債を抱えて民事再生法の適用を申請しながら最後は清算に追い込まれた新興不動産企業、アーバンコーポレイションと同じ轍を踏まないとも限らない。

 SFCGには約7万社の取引先があるという。これは地方銀行並みの数であり、その大半が銀行融資を受けられない中小・零細企業だ。スポンサー選定が難航すれば、今後はこうした中小・零細企業が窮地に陥る。SFCG倒産の余波は大きい。

(『週刊ダイヤモンド』編集部 藤井 一 )


株式会社アートクロジー
代表取締役 池邉 孝

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お問い合わせ
info@art964.com






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