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日本の証券会社で初めて、野村証券がイスラム教金融に進出。

これは純粋に中小企業にとって意味のあるニュースではないと思うが

この野村証券の行動には大きな意味とヒントがあると思う。


まず、欧米勢と比較をして日本勢が遅れていた地域ということだが、

これだけグローバルな展開をしている企業たちが入っていけなかった

マーケットということはそれなりの理由があるからだろう。

そこには、暗黙の了解や不文律といったものが存在するだろうが、

勝負が必要な時期は、暗黙の了解や不文律に捉われていては、

新しいものが作れないことを野村証券の経営陣は知っているのだろう。


そして、そんな悠長なことを言ってはいられないような状況だからこそ、

グローバルな中でのマーケット作りをしていく必要がある、それこそが

新たな成長の種だということを決めたのだろう。


その戦略が成功するかしないかはわからないが、成功を信じて腹を決めて

方針を出さなければ、進むべき方向も定まらないということである。

当然、事前のリサーチなどを十分に進めて、勝てる要素を見出してから

プレスリリースをしているとは思うが。。。


特に、中小企業の場合は、腹を決めて、このように新しい方針を打ち出す

ことがとても重要になる。大手企業のように、大金をかけたリサーチも

マーケティングも事前に行なうことはなかなか難しい。


中小企業の良さは「小回り」である。

朝令暮改も決して悪いことではない。そこにきちんとした意味があれば。

早く方針を決めて、一生懸命その方針に沿って行動しながら分析をする。

そして、すぐに修正を行ないながら、行動をする。

この繰り返しで、成果へとつなげていけるのは中小企業だけだろう。


ある意味、中小企業にとってとても意味のある記事である。





http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100101-00000599-yom-bus_all

野村「イスラム金融」に進出、教義に即し運用

1月2日0時33分配信 読売新聞


 野村ホールディングスは31日、2010年にイスラム教の教えに則した手法で資金調達する「イスラム金融」に、日本の証券会社として初めて本格参入する方針を明らかにした。

 旧リーマン・ブラザーズから買収した中東の拠点などを活用して、イスラム圏にビジネスを広げ、資金調達や資産運用業務のグローバル体制を強化する。

 第1弾として、中東の湾岸地域やマレーシアの金融市場で、野村の顧客企業や自社向けに「スクーク」と呼ばれるイスラム債を発行することなどで、3月までに計100億円超の資金調達を行う。

 傘下の野村アセットマネジメントでも、機関投資家からイスラム法の教義に則した受託運用を数百億円規模で始めるなど、グループを挙げてイスラム金融への取り組みを加速させる。

 新興の金融センターとして成長が期待される中東の湾岸地域は、オイルマネーを背景に富裕層が多い。09年11月の「ドバイ・ショック」で経済の失速が懸 念されたが、原油価格は1バレル=70〜80ドルで推移しており、中東金融市場は引き続き日本企業の有力な資金調達源になると期待されている。

 ◆リーマン部門買収で拠点◆

 野村がイスラム金融に本格参入するのは、08年秋に経営破綻(はたん)した旧リーマン・ブラザーズの欧州・アジア部門を買収した際、中東のカタールやアラブ首長国連邦(UAE)のドバイの2拠点を手に入れたことが大きなきっかけとなった。

 バーレーンやサウジアラビアにも産油国相手のビジネスで長年にわたって拠点を置いてきた野村は、08年5月に日本企業で初めてサウジアラビアの証券免許を取得するなど、日本の証券会社として中東で最大のネットワークを構築している。

 一方、野村はマレーシアでも09年に証券取引業を開始している。「アジアのイスラム金融センター」を目指すマレーシアは債券の発行・流通市場の環境整備などを積極的に進めており、資金の取り込みを狙う。

 野村は、日本経済と国内金融市場の成長が鈍化する中、「欧米勢と比べて日本勢が出遅れていた地域」(幹部)だったイスラム圏での金融ニーズを積極的に掘り起こすことが、新たな成長には欠かせないと判断した模様だ。

 日本の金融機関では、三菱東京UFJ銀行がマレーシアで顧客企業のイスラム債発行を支援したり、アジア企業にイスラム系銀行と協調融資した例がある。国 内証券最大手の野村がイスラム金融に本格参入することが刺激となり、今後、他の国内大手金融機関が追随する動きも出てきそうだ。

 ◆利子は禁止、利潤の分配を名目◆

 ◆イスラム金融=イスラム教の教え(シャリア)に基づく独自の金融手法。イスラム教では利子が「不労所得」にあたるとして禁じられているため、イスラム 金融では「投資による利潤の分配」などの名目に置き換えて投融資が行われている。イスラム債「スクーク」のほか、商品購入の資金を融通する「ムラバハ」な どの手法があり、コーランの教えに反する豚肉、アルコール、ギャンブルなどに関係する取引は禁止されている。





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